Knowledge base of Minecraft Remote Project for learning/working along with LLM
マイクラリモコン(mc-remote / Code2CreateClub)の設計記録、横断決定、現行 contract を公開する knowledge repository です。実装は各 dev repository に置き、このリポは「何を、なぜ、どの境界で決めたか」の SSOT を担います。
マイクラリモコンは、人間とLLMが「学びながら開発し、共創する」ための LLM支援ナレッジベース型開発システム の適用インスタンスです。ここでいう「システム」は単一のリポジトリやソフトウェアではなく、人間、LLMサーフェス、ナレッジリポ、開発リポ、教材・運用成果物を、判断履歴・証跡・投影によって接続する開発の仕組み全体を指します。
- 教材開発、実装、検証、運用を、同じ観察と自己判定の原理でつなぐ。
- 学びと開発は 観察 → 痕跡を残す → 言語化 → 比較・検証 → 自己判定 → 共有・再検証 の順で進める。言語化を最初の入場条件にせず、観察前に原因説明を要求しない。
- AI / agent は支援役であり実行者でもあるが、未検証の正しさや設計判断を人間に代わって確定しない。
- 生成を委譲しても、判断・検証・統合は人間が握る。主張のスコープを証拠のスコープから越境させない。
- 結論だけでなく、理由と却下案を残す。後から変えるときも古い判断を消さない。
- 現在の SSOT を最優先に扱いながら、SSOT 自体を改善の対象として扱う。
現在の SSOT を最優先にすることと、SSOT 自体を改善することは緊張関係にある。これは解消すべき矛盾ではなく本質なので、統一規則で片付けず、その都度その場で突き合わせて決める。
確定済みの決定にも、十分に吟味されていないもの、時間の経過や要素間の関係によって最適解が動いたものが混ざる。新しい判断が過去の決定に引きずられる傾向は、人間にも LLM にもある基本的な性質である。判断履歴を保存し追記只進で積む仕組みは、それ自体では履歴を疑う契機を持たない。だから外から挟み込む。
過去の決定を持ち出す場面——carry-in するとき、改訂するとき、参照して新しい決定を書くとき——に、その決定が今も最適かを一度問う。判断材料が手元に揃っているのはこの瞬間である。答えが「今も有効」であっても、問うたことを判断履歴に残す。archive からの carry-in に限らない。現行 SSOT の確定行を参照する場合も同じである。
持ち出される決定だけでは足りない。影響範囲が広い決定、中長期に効く決定、重要と指定された決定は、誰も触らないまま古びる。ただし過去の決定へ重みの札を貼らない。札は過去を重く見せ、疑う契機をかえって奪う。判定するのはいま下そうとしている決定が重いかどうかであり、これは吟味の深さを決めるゲートである。検討の浅い確定を連発し改訂を積み重ねると、決定群は肥大化して純度が下がる。確定は速さでなく重みに応じた吟味で出す。
重い決定には、有効な局面を書く。期日ではなく局面で示す。この局面では確定度も優先度も高いが、ある時点を過ぎれば価値を失う決定がある。局面が変わったときに何を失うかまで書いておく。
決定を持ち出す契機を待たず、領域を指定して丸ごと再吟味する随意棚卸しを正式な手段として持つ。epoch の切替のような破壊的なジャンプは、失うものが大きい一方で大胆な整理の機会でもある。そこを棚卸しの好機として使う。
メタ判断が「疑う」側なら、跳躍は「跳ぶ」側である。両方を置く。片方だけを制度化すると、残った方は規律違反に見えるようになる。
やってみないと分からない領域がある。**根拠が薄くても、言語化が足りなくても、確定させるべきことがある。**分かりきったことの積み上げでも良いものは作れるが、それだけでは届かない範囲があり、そこへ踏み出すのは人間の側の仕事である。
**跳躍に反証条件を要求しない。**跳ぶ前に見えるなら跳躍ではない。事後に観測を残すことはできるが、それは正当化ではなく記録である。跳んだ判断には、根拠が薄いことを隠さずに書く。書けない直感を理由に落とすと、判断理由の欠落を作る。
速度そのものは目的ではない。よく練らずに速度優先で進むと、決定と改訂が積み上がって人間の認知容量を超え、判断力が落ちる。改訂は重く、ノイズになる。進行を意図的に止め、マイクラリモコンと mind-size へ分解し直すことは、遅延ではなく正当な手段である。
跳ぶ方向と強度は、対話で決めてよい。ナレッジ全体を俯瞰して構想する面と、リポを所有して着地させる面は別で、後者は着地の義務があるぶん跳躍の相談相手として構造的に不利である。
教育観の詳説は AIアシストと学習支援、運用原理は knowledge repository design を参照してください。
- INDEX — 現行文書の地図
- DECISIONS — 横断決定ログ
- NOTES — 未確定の芽と archive carry-forward 欠落
- dev-repo protocol — 4 dev リポが on-demand 取得する runtime contract
- CONTRIBUTING — contribution の入口
- SECURITY — security-sensitive な報告
この public リポは、private 履歴を継承せず 2026-07-21 に開始した新しい正本世代です。旧リポは mc-remote-knowledge-archive として private / frozen に保管されますが、通常作業や contribution に archive へのアクセスは要りません。archive を例外参照して欠落が見つかった場合は、NOTES に記録し、この public リポだけで同じ判断ができる状態まで carry-forward して閉じます(決定 2026-07-21-01)。
McRemote— Paper pluginminecraft-remote-api— Python clientscratch-editor— McRemote extension を含む Scratch editor forkmc-remote-stack— 公開 server package / bootstrap / runbook の SSOTmc-remote-backstage— private ops の SSOT。公開 contributor は参照しません
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